2011年8月29日月曜日

挫折

8/27(SAT)~8/28(SUN) 北沢峠 → 甲斐駒ケ岳

めまい、耳鳴り、軽い頭痛、首から腰までの異様なだるさ。

体が疲れているせいか木曜日から体調が悪かった。

金曜日に会社の後輩が紹介してくれて予約まで取ってくれたタイの古式マッサージに行ったら

ずいぶん体が軽くなった。終始「痛い ギャー 痛ーい!!」と体をうねらしていたら、

ひざと腕で動かないようにされて、ゲラゲラ笑われた。

確実にこいつはドSだな!!

「お兄さん、ぜんぜんこってないよ!!」と苦笑されてしまった。。。

マッサージのおばちゃんに、今日あったことを後輩に、言わないでと口止めしたが、

あの人は言いそうだなー。。。

AM5:00にヒロアキ君と立川で待ち合わせをして大槻に向かいそこから

甲府行きの電車に乗り継いだ。バスを待つ間、スタバで読書

ヒロアキ君は、司馬遼太郎の空海の風景

僕は、斎藤 隆夫のゴルゴ13。。笑



バスで少し車酔いをしてしまった。

今回の山はテントを張ってそこに荷物を全て置いて空身で行くので非常に

楽だし、山を楽しむ余裕があるはずだった。。。。。




初めの30分で息があがった。。おかしいと思ったときには、

まともに登れなくなっていた。

一歩進むにつれめまいがして手と足に力が入らない。。

本当に辛い。。いまだかつて無いほどの辛さ。

やたらと息が切れる。。

登山開始から1時間30分で腕時計の高度計は2500mまだ山頂までは300mくらいある。

このまま登って無事に下山できる自信が無かった。

初めてあきらめた。

ヒロアキ君は一緒に下りようと言ってくれたけど、

何とか山頂に向かってもらうように僕からお願いした。

下山に、3時間もかかった。ひどいめまいで一歩一歩下りるのに苦労した。

途中でおじさんに抜かれ、おばさんに抜かれ山ガールに抜かれ。。。。

休憩する際に座ると睡魔に襲われる。

テントに戻ってすぐ横になった。

その後すぐにヒロアキ君が戻ってきた。なんて速さだ。。。

緊張が解けたせいか、体調は少し回復した。

ビールで乾杯し、山小屋の軒下で雨宿りしてご飯を食べた。

SBのレトルトグリーンカレーはまじで美味しいよ!!

白ワインを飲んで、話が盛り上がった。

赤ワインを飲んでも、話が盛り上がった。笑

20:00にテントに入って就寝。



AM5:00にアラームがなりテントをたたきつけるような大雨

体がまじでだるい。。テンションはガタ落ち。。。。

今日予定していた仙丈ケ岳はあきらめた。

AM6:30くらいにヒロアキ君が「武藤君大丈夫?」と声をかけてくれた。

ヒロアキ君も相当テンションが低い。。。なぜならテントが浸水している。

ほとんどのものが濡れていた。。。司馬遼太郎の本もへなへなになっていた。

かわいそうにとゲラゲラ笑っていたら、「なに笑ってんだ!!」と怒られた。。笑

もうこうなればやけ酒だーーー!!

天気は先程と打って変わり快晴。。

川原にエアマットをしいて、ビールで乾杯。。こういう時間ってものすごく贅沢。。

南アルプスの川のせせらぎ

青く澄んだ空

目の前には仙丈ケ岳

仰向けに寝転がって雲の動きを眺めていた。

幼少期にジャングルジムから見上げた景色と懐かしい匂いを少し思い出した気がした。

それにしても悔しかったな。初の挫折

甲斐駒ケ岳に中指立てて「ファックユー」と言ってやった。必ずリベンジするから。






甲府の名店「奥藤」の鳥もつ蕎麦!!

一番美味かったのは大根の漬物だった。。笑


またしても軽く一杯のつもりが、地元メンバーと合流。。。

ナオト君、ブンタ君、テラさん、コンチャン、ひろあき君、僕

この店刺青率高!!彫師さんのオフ会だったんでしょうか。


話したけど、覚えてないや。。彫師の女の子。。

テラさんは、胸元のタトゥーも見せて見せてと言って見せてもらったけど、

よくよく考えれば、後ろの怖いお兄さんたちがわんさかいたような。。。

まぁー「変態は怖いお兄さんに殴られても直らない」と世間一般では言われているように、

ここじゃ書けないけど、彼の変態っぷりは半端じゃない。。。笑

いやーまじ飲みすぎたな。。。




P.S
体調不良は確かだったんだけど、これって高山病だったのかな?

マッキンリー目指してる男が南アルプスも登れないなんて。。orz

絶対負けないよ!!

2011年8月26日金曜日

空中キャンプ


8/13(SAT) 〜 8/14(SUN)

キャンプはフェスやレイブと違いリラックスするのが目的??

僕の場合は、どこに行っても規則正しく早寝早起きしてしまう。。。

これは完璧に親父の血を引き継いでいるため、仕方が無いことだ。

空中キャンプの面子は段取りがよい。女性も男性も全員料理できるんじゃないかな?

設置も撤収もお手の物でした。それって時間の有効活用だから、楽しさも増すことを今回学んだ。

うすいくんのBBQにまっちゃんのトマト煮おいしかった。。









いつものごとく、ランタンを囲んでお酒を飲んでのおしゃべりは本当に楽しい。


このやさしい灯かりでゆるーいスローな時間が流れるんだよね♪。。





そして気がつくと、朝になっている。。

これもいつものパターンだ。。

あれ??

皆まだぐっすり。。。ZZZZzzzzzzzz......

川原で一人で岩登り。。。。

川原で一人で石積み。。。。。

たぶんそれを二時間くらいしていた。。。

朝皆が起きた時は、本当にうれしかった。。

僕は寂しがり屋なんですね。。

やっぱりキャンプは楽しい。。。





空中クルーありがとう!!また呼んでね!!





P.S

ここ最近、週末はテントで寝ている気がする。笑

僕は野外が好きだー!!

2011年8月24日水曜日

OTODASHI

 
 8/20(SAT) 神奈川県某所

友人のうすい君に誘われ、音だしというrave partyへ向かった。

雨が降っていたため、木にブルーシートをはり、タープを作った。

本来なら、うすい会のフードブースのお手伝いをするはずなのに、

不思議と音のなるほうへ体が向かってしまった。。

いやー本当に不思議だったな。。。笑

うすい君、まなみちゃんごめんねー♪

いつものことですが、AM2:00には就寝。

AM5:00に起きて、朝一で踊った。

raveは早朝の時間帯が一番好きです。

さくちゃんは朝からテキーラを振舞ってくれた。

皆が笑顔のパーティーは本当にすばらしいことだと思う。。

楽しい時間はあっという間に過ぎる。



















rave party終了後も、僕らは夜ばっちり寝ているので、すこぶる元気である。

近くでRAGGAEの野外DANCEがあるということなので、がんばって探したが、

見つけられなかった。。

ビキニギャルがたくさんいるはずのRAGGAEの野外DANCEとはうって変わって、

メンズ5人で川原ですいか割り。

僕は重たいスイカをわざわざ地元のスーパーで買って冷やしてたのに、

僕以外皆すいか割りに全く興味が無い。怒!!

半ば強引にすいか割りを決行しました。

そして、石投げ大会。。

大人であっても皆真剣です。

練習無しの一球入魂

ナンチャンは野球部だけあって、一番上手だった。

ヒロアキ君と僕は同じくらいのレベル。

近ちゃんも下手だったけど、さくちゃんはもっと下手だったな。。笑

まさかの一回!!

本当に腹を抱えて皆で大爆笑した。

週末を貪欲に遊ぶのが僕らの地元のルールであるから、もちろん

車を置いてから、飲みに行った事は言うまでもない。

ナンチャンは仕事の電話がひっきりなしにかかってくる。笑

皆ありがとう!!良い週末だった。


2011年8月22日月曜日

Long Trekking Day-5

 

8/11(TUE)大天荘 → 中房温泉

この日は昨日出会った茂木君とAM4:00に燕岳へ向かう約束をしていた。

あまりの強風にテントをかたすのが不安になった。

まだ外は真っ暗でヘッドライドの灯りが頼りだが、ガスがひどく視界は10mも無かった。

強く手で握ったつもりのフライのケースが風で飛ばされてしまった。

ここからは、ほとんど視界が無いが、登山道は険しくないため、何度かルートは

間違えたけど、不安は無かった。

どす黒いガスから逃げるように燕岳へ向かう登山道はとてもきれいで、

いままでの岩山とは表情がかなり違っていた。

二人で話しながらの登山はとても楽しかった。

あっという間に燕山荘に到着し、炭酸のジュースを飲んだ。

目の前にある燕岳を登ってしまえば、今回の山旅は達成である。

惜しいような、早く山頂に立ちたいような。

ザックは燕山荘にデポし、走るように燕岳を登った。

この山は本当に外国みたいな表情をしていてどこか神秘的に思う。





後は、下山するだけだ。

もうここまでくると中房温泉のことしか頭に無い。

温泉!!温泉!!と言いながら下山した!!笑

登山者なら良くわかってもらえると思うけど、

3時間の下りは、結構ひざにくる。このルートはずーーーーーーっと下り。。

しかもここは人気の燕岳!!一つ曲がるたびに、登りと下りの渋滞で、

山は登り優先のため、かなり途中で待たされた。

でもここは、カラフルな真新しいウェアの山ガールがたくさんいる。

本当にランドネには感謝している。

すれ違う人すれ違う人皆いい匂いがした。。。(へんな意味じゃなくて)

中房温泉の屋根が見えたときは心からうれしかった。。

不思議なことに、5日しか山に入ってないけど、蛇口をひねると勢いよく水が出ることに

妙にカルチャーショックみたいなものを感じた。。

温泉は本当に祝福のひと時で、風呂上りのビールも最高だった。。

っていうか「最高ーーーっ!!」って言っていた。

茂木君とはまた一緒に登ろうと約束して別れた。

今回の山旅は、自分の弱さ、小ささを痛感した。

それと共に達成感よりも次の山旅で頭がいっぱいであった。(笑)

欲望は満たされること無くきっといつまでも続くのかな??

今回は岐阜県から入山し、長野県で下山した。

帰りの、松本駅発新宿行きのアズサ22号で妙にさみしい気持ちになった。

東京はやはり息が詰るよ。。。


P.S

このブログのタイトルにLife is Freeと名づけた。

Freeは自由ではなく、ただという意味合いで、

このブログのアドレスはall-yrs 全てあなたのもの。

僕の尊敬する植村直己さんみたいに、子供の心を忘れることなく、

好奇心旺盛な大人でありたい。そしてまだ見たことの無い景色をこれからも

見に行くんだ。。魂燃やして♪

心配してくれた、家族、友人本当にありがとう。。

天候にも恵まれ目的達成できました。

これからも安全第一に心がけますね。

Long Trekking 終了